ヘアアイロン(ストレート、カール)の使い方!熱ダメージを防ぐためには?
ヘアアイロンは、髪にストレートやカールといったスタイルを作る際に欠かせないアイテムです。
しかし、使い方によっては髪にダメージを与え、パサつきや枝毛の原因となることもあります。
今回は、ストレートアイロンとカールアイロンの基本的な使い方に加え、熱ダメージを防ぐためのポイントを詳しく解説していきます。
ヘアアイロンの基本的な使い方
ストレートアイロンの使い方
- 髪をブロッキングする
- 髪全体を小分けにすることで、1度にかけるアイロンの量を調整しやすくなります。
- 特に、髪が多い場合や毛量が気になる場合には、細かくブロッキングするのがおすすめです。
- 根元から中間、毛先へ
- アイロンを髪の根元に当て、ゆっくりと毛先に向かってスライドさせます。このとき、力を入れすぎないようにしましょう。
- 特に、毛先に向かってアイロンを強く当てるとダメージの原因となります。
- 1度でまっすぐにする
- 何度もアイロンを通すと、そのたびに熱が加わりダメージが蓄積します。
- なるべく1度でまっすぐにするよう、少しずつ丁寧にスライドさせることがポイントです。
カールアイロンの使い方
- 毛束を少量ずつ取る
- カールを作りたい部分の髪を少量ずつ取ると、均一で綺麗なカールが作りやすくなります。
- アイロンを毛束に巻きつける
- アイロンを髪の中間から毛先にかけて巻きつけるように動かします。
- 巻く時間は髪質やアイロンの温度によって異なりますが、5秒程度が目安です。
- 巻きすぎると髪が傷んでしまうため、長時間アイロンを当てないようにしましょう。
- 巻いた髪はそのまま冷ます
- 巻いた髪が熱を持ったままだと形が崩れやすいため、一度手で軽く持ち上げるなどして冷ましてから手を離すと、形がしっかりと定着します。
熱ダメージを防ぐためのポイント
適切な温度設定
髪に適した温度は、130℃~180℃とされています。温度が高いほど短時間でスタイリングできますが、髪へのダメージも大きくなります。特に、髪が細い・傷んでいる場合は低めの温度設定が安全です。
細い髪やダメージ毛:130℃~150℃
普通毛:150℃~170℃
太い髪や癖が強い髪:170℃~180℃
ヘアアイロンの前に熱保護剤を使う
アイロンをかける前に、熱保護スプレーやトリートメントを使うことも大切です。熱保護剤には、髪表面に膜を作り熱から守る成分が含まれており、髪の乾燥やダメージを軽減する効果があります。特に、ドライヤーやアイロンを頻繁に使う方には必須のアイテムです。
髪をしっかりと乾かしてから使う
濡れた状態でアイロンをかけると、髪内部の水分が蒸発しダメージを受けやすくなります。必ず、髪を完全に乾かしてから使うようにしましょう。ドライヤーで乾かす際には、毛先よりも根元から乾かすことで、短時間でしっかりと乾かすことができます。
こまめなメンテナンスを行う
ヘアアイロン自体も定期的に掃除やメンテナンスが必要です。汚れが付着したまま使用すると、髪にダメージを与える可能性があります。アイロンが冷めた状態で、柔らかい布でプレート部分を拭くなどして、清潔な状態を保ちましょう。
アイロン後のケアも重要
アイロンをかけた後も、髪のケアを怠らないようにしましょう。熱を当てた髪は水分が失われやすくなるため、アフターケアとして保湿力の高いオイルやトリートメントを使用するのがおすすめです。髪にツヤと柔らかさを与えることで、ダメージを受けた髪でも扱いやすくなります。
よくある質問
Q︰ 毎日アイロンをかけるのは良くないですか?
A︰ できるだけ毎日の使用は避けたほうが良いです。毎日使うと、どうしてもダメージが蓄積しやすくなります。やむを得ず使う場合は、低温で短時間で済ませる、しっかりと保護剤を使うなどして工夫をしましょう。
Q︰ ストレートアイロンとカールアイロン、どちらが髪に優しいですか?
A︰ 一概にどちらが優しいとは言えませんが、どちらも使い方次第です。低温で短時間で仕上げるように心がけ、髪質やスタイルに合わせて使い分けるのが大切です。
Q︰ 低温設定だとスタイリングがうまくいかない場合はどうすればいいですか?
A︰ 温度を少し上げるか、熱を当てる時間を調整してみてください。また、スタイリング剤を併用することで、低温でも持ちの良いスタイルが作りやすくなります。
まとめ
ヘアアイロンは、正しい使い方とケアで髪へのダメージを抑えつつ、理想のスタイルを作ることができます。
温度設定や熱保護剤の使用、適切なアイロンのかけ方を意識して、健康で美しい髪をキープしましょう。
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