髪の毛ってどんな構造から成り立ってるの?成り立ちと主な成分。
髪の毛ってそもそも何で、できてるの?断面って海苔巻き!?主な成分は?髪の毛は、以下のような構造から成り立っています。
髪の毛の構造
毛根(もうこん)
髪の毛の基部で、皮膚の下にある部分です。
毛根には毛母細胞があり、ここで細胞分裂が行われて新しい髪の毛が作られます。
毛乳頭(もうにゅうとう)
毛根の一番下にある部分で、血管が集まっており、栄養を供給します。
この部分が健康であることが髪の成長に重要です。
毛包(もうほう)
毛根を包んでいる構造で、皮膚の中に深く入り込んでいます。
毛包は髪の形や成長をコントロールする役割を果たします。
毛幹(もうかん)
皮膚の表面に出ている髪の部分です。
毛幹はケラチンというタンパク質からできており、外部の環境から保護されています。
皮脂腺(ひしせん)
毛包に付随している腺で、皮脂を分泌し、髪や頭皮を保湿します。
表皮(ひょうひ)
頭皮の最外層で、髪の毛が生える部分です。
表皮はバリア機能を持ち、外部の刺激から保護します。
発毛サイクル
髪の毛の成長は、
この3つのサイクルを経て行われます。
発毛サイクルが乱れてしまうと、抜け毛が増えてしまいます。
髪の毛って何でできてるの?
髪の毛は主に「ケラチン」というタンパク質でできています。
ケラチンは、皮膚、爪、毛髪などを形成する重要な構造タンパク質で、非常に強く、弾力性があるのが特徴です。
髪の毛って海苔巻き!?
髪の毛は基本的に次の3つの部分から構成されています。
断面を見てみると海苔巻きのようになっています。
キューティクル(表皮)
コルテックス(皮質)
メデュラ(髄質)
髪の毛の断面は具の少ない海苔巻きのようになっています。
また、髪の毛は毛根から成長し、毛根の基部には「毛母細胞」と呼ばれる細胞があり、ここで新しい髪が生成されます。髪の毛はその後、毛穴を通って頭皮から表面に伸びてきます。
髪は、体の中の健康状態や栄養状態を反映することが多く、例えば、栄養不足やストレスが原因で髪が薄くなったり、抜け毛が増えたりすることがあります。
これらの層が協力して、髪の毛の外観、強度、柔軟性などの特性を形成しています。
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